やつしろの働くひと

やつしろの働くひとvol.9

カキ養殖業:松藤章吾さん  (クマモト・オイスター生産者協議会会員)

 

 

松藤さんは、つい昨年の3月までは鏡漁協の職員でした。

しかし、八代の漁業の現状を今まで見てきて、若いものが漁業を盛り上げていかなくては

もう後継者もいない状況で、どんどん八代の漁業は廃れていく一方。

そこで自らが漁協職員を辞め、漁業の道へと踏み出す決意をしました。

今、鏡オイスターと言えば、県下はもちろん、徐々に日本中にもその品質のクォリティの高さが認められ

多くのファンが楽しみに待つ名品です。

漁協職員時代、松藤さんは鏡オイスターの担当として、その立ち上げにゼロから関わり、日本中の牡蠣養殖業とのネットワークを地道に作り上げてきました。

その実績、経験をもとに、牡蠣養殖業として走り出すことは難しいことではありませんでした。

「プランクトンの異常発生で不知火海のあさりは絶滅しました。牡蠣はプランクトンをえさにするので牡蠣を養殖することで海の環境がどんどん良くなっていくんです。」

こういった知識も漁協での経験があったからこそ。

そんな松藤さんは、自社ブランド商品「男気牡蠣」の養殖に成功。

「男気牡蠣」は不知火海の干満の差を最大限に利用し、牡蠣を甘やかさず、鍛えに鍛えたもの。

その実の引き締まり方は今までにない牡蠣です。

その牡蠣は一体、どんなところで、どのようにして養殖されているのか、

養殖の現場に連れて行ってもらいました。

鏡オイスターハウス近くの港より船に載る準備をする松藤さん。

この日はこの冬一番寒くなる!と言われた日で、朝8時に出発です。

松藤さんの操縦で舟は港を出港。

初めて漁の舟に乗る私は、それはもうドキドキワクワクでした。

しかし・・時間がたつにつれ、、

さ、、寒い!!!!!

とにかく、寒いんです~~~~~~~

こんなに寒い時期でなければ牡蠣は育たないんですね・・。

15分ほど極寒の海風にさらされながら沖に進むと、牡蠣が育つ筏が見えてきました。

かもめさんたちが羽休めに群れで止まっていました。

松藤さんはその寒さもなんのその!といった慣れた様子で(当たりまえですね(;^ω^))

舟を筏に括り付けて筏へ乗り移りました。

そこで仕掛けられていた網を引き上げていただき、遂に牡蠣にご対面!

こんな寒い中、収穫の日は毎日6時間~8時間も海の上に居るそうです・・・

本当に厳しい労働です。

この写真はクマモト・オイスターです。

ニューヨークのオイスターバーではクマモト・オイスターがよく食べられている、という話は

村上春樹のエッセイでも登場します。

クマモト・オイスターと鏡オイスターは、別物。

鏡オイスターは、広島や東北の牡蠣と違って、小ぶりです。

しかし、不知火海の干満差におり、小粒ですが身が引き締まっていて

味が濃厚だと言われています。

つまり、牡蠣も厳しい環境の方が鍛えられるというわけです。

鏡オイスターハウスでは、お昼頃になるとお客さんがいっぱいで、

炭火焼きされる牡蠣の香ばしい香りが漂っていました♡♡

ただでさえ鍛えられた鏡オイスターを更に進化させた「男気牡蠣」!!

これから大注目の八代名物となりそうです。

まだ私も頂いたことはないので、この冬、ぜひぜひ食べてみたいと思います♪

『男気牡蠣』のホームページ

http://otokogi-oyster.com

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です