やつしろの働く人

やつしろの働くひと vol. 11

染色作家 吉田 春香さん

八代市在住、31歳。
いわお和装学院認定・染色助教授。2008年より手書き友禅を学び、グラフィックデザイナーを経て染色作家に。出産を機に拠点を八代市に移し、子育てをしながら作品作りに励んでいる。毎年、個展も開催。夫と5歳の長男、2歳の長女の4人暮らし。
3/28(水)~4/3(火)『九州作家創造展』(岩田屋新館6階)に出展

日本の伝統美に魅せられ染色作家の道へ

 

染色作家として活躍する吉田春香さん。
物心ついた頃から美術の世界が大好きで小学生にしてピカソの絵を見て感動し、以来、「大きくなったらピカソになる!」が口癖だったとか。
「保育園の先生からは、この子は絵を描いている時にすごくいい顔をしている、と言われていました」と吉田さん。
祖母に連れられくまもと工芸会館をよく訪れていたことと、中学生の時に伊藤若冲の作品に衝撃を受けたのがきっかけで、日本の伝統美に強く惹かれるようになったと言います。
中でも染色に興味を持ち、「本格的に勉強したい」と人吉市の友禅作家のもとに通い、手描き友禅講師と型友禅講師の資格を取得しました。

子育てをしながら創作活動に励む日々

 

妻であり2人の子どもの母親である吉田さん。
家事と育児をしながら、創作活動に励んでいます。
主に用いるのは型紙を使って染め上げる型友禅という技法。
絵柄をデザインして型を彫り、その型紙を組み合わせて染色を施します。

これらの工程をすべて1人で行い、がま口やタペストリー、トートバッグ、アートパネル、手ぬぐいなどを製作。
「いつもの暮らしを少し優しく、穏やかに」がコンセプトという彼女の作品は、植物や動物のモチーフが多いのも特徴で、見る者の心をホッと和ませてくれます。
「以前は自分を抑えるところがあったのですが、地震を機に人生楽しまなきゃと思うように」。すると、芸術への情熱が溢れ出し、それを素直に今後の作品で表現していきたいと思うようになったとか。
「今までご縁のあった方々のおかげで続けてこられました。これからもたくさんの人に感謝して、私にしかできない表現をしていきたいと思ってます」と吉田さんは話してくれました。

 

 

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