菜雨理のLondonなう vol.10

やつしろぷれす 菜雨理のロンドンなう

8年ぶりに日本に一時帰国し、家族と実家で過ごしたり、友人と再会したりと夢のような時間を過ごしたかと思えばすぐに現実に引き戻され、もう2月です。

さて、今回はイギリスの子供のお誕生日会事情についてご紹介します。子供のお誕生日パーティーはしっかり祝う、というのが人気なイギリスでは、『お誕生日会ビジネス』のようなものが成り立ちます。例えば、レストランの一角を借りてピザパーティーをしたり、子供向け室内遊技場がお誕生日会のプランを売り出していたり、陶芸教室でお誕生日会をする等と、日本の感覚とは違い、自宅ではないどこかでパーティーを開くというのが人気です。お値段は招待する人数や開催場所によって異なりますが、一回につき大体300ポンド以上はかかるようです。

ほとんどの子供が保育園・幼稚園に入る4歳、5歳がピークで、その後だんだんと落ち着き、10歳、11歳までお誕生日会を開く家庭が多いようです。(もちろん全くしない家庭もあります)

お友達に招待状を作って渡して、出席してくれる人数を把握し、料理や場所を用意し、パーティーの流れを考え、パーティー後の後片付け、の手間と大変さを考えると外注した方が面倒ではなくて済むというのも事実です。

我が家では、息子たちのお誕生日会はお友達を少人数招待して自宅でしていますが、それでもとても手間がかかり、正直なところ「やりたくない」です。でも、子供の笑顔、喜んでいる顔が見たいからつい頑張ってしまうのが親心ですね。

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