主夫ぽん太のアメリカ便り #19

「国際結婚というギャンブル」

かみさんと結婚して、もう22年になります。結婚前に4年付き合ったんで、知り合って26年。四半世紀超えたかあ。しみじみ。
うちのかみさんはアメリカ人です。正確にはニューヨーク生まれのニューヨーク育ち。もっと正確に言うと、ニューヨークのブルックリンという地区内のものすごく荒れた地域で育ちました。映画でアメリカの廃墟化したスラム街とか出てくるじゃないですか。治安がムチャクチャ悪くて、いつもパトカーが巡回してて、みんなが銃持ってるみたいな。ああいうとこ出身なんですね(=八代とはまったく別の世界)。かみさんは私と出会う前、日本との繋がりは全くありませんでした。日本人にも日本にも興味なかったんです(今でもないけど)。アジアとの接点は、たまに食べる中華のテイクアウトぐらいだったと思います。
そんなかみさんと、生まれも育ちも八代の私がニューヨークで出会い、付き合い、そして結婚しました。
結婚って基本的にギャンブルだと思うんですが、『国際結婚』はさらにヤバいギャンブルですよね。だってお互いのバックグラウンドがことごとく違うわけだし、言葉も違うし、習慣も違う。それなのになぜ、かみさんと国際結婚したのか。恐らく何も考えてなかったからだと思います。ははははは。若さって恐ろしいですよね。今考えても、すんげえ”賭け”でした。
ただ、私にとってかみさんは妻であるのと同時に、私の人生におけるベストフレンドなんです。お互い、まったく違う環境で育ったのに大親友になれるってすごくないですか?ぜんぜん違う生き物なのに。まさか地球の裏側に自分の妻&ベストフレンドになる人がいたとはねえ。
なんか世界の可能性を感じますよね。

竹永 浩之


八代市出身。
八代小→中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ(小中高時代のあだ名はぽん太)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。

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