中面特集/ここがスゴイ!やつしろ全国花火競技大会

今年のやつしろ全国花火競技大会が「令和」改元の記念すべき回となるのに際して、今回特別に花火のスペシャリストである、石井孝子さんにお話を伺うことができました。
石井さんは、全国の花火大会をほぼ見尽くしているという正真正銘の花火マニア!
“花火鑑賞師”という肩書を持ち、やつしろ全国花火競技大会の審査員として3年目になるそうです。八代市民の皆さんに、この大会がいかに凄いイベントなのか、熱く語っていただきました。

Profile:石井孝子さん

1965年生まれ。東京都出身今までに延べ1200か所の花火大会を観覧。花火鑑賞師、日本花火鑑賞師会理事、日本の花火振興協会理事、ISOGAI花火劇場In名古屋発起人兼実行委員、いせはら芸術花火大会実行委員、花火セミナー講師。平成29年よりやつしろ全国花火競技大会審査員。

きっかけは子どもの頃に我が家の家から見えた花火だった

子どもの頃から、毎年上がる遊園地の花火大会を実家の庭から観ていました。見るのも好きですが、おもちゃの花火で遊ぶのも大好きでしたね。

結婚してから全国あちこちの花火大会を見に行くようになり、20年前は年間80回以上は観て回っていました。のめりこんだきっかけは、『名古屋港スターライトHANABI』という花火大会があったのですが、その年で終わるらしいという話を聞きました。気づいたら涙がこぼれていたほど感動的な花火大会だったんです。

「こんなに素晴らしい花火大会が終わってしまうくらいなら、私が引き継いで継続させよう」と。そして1年も間を空けることなく、主催者となり、運営を引き継ぎました。大変な勇気がいりましたが、やらないで後悔するのは絶対に嫌だったので。「好きなことに頑張らないでいつ何に頑張るんだ?!」という気持ちでした。

間違いなく九州ではNo.1!花火師さん達の顔ぶれが豪華

八代の花火大会の観覧は今年で17回目。私にとってここまで熱心に行く花火大会は他にはありません。何が魅力なのかと言いますと、まず競技会としての質がとても高いんです。何より「九州そして本州の花火会社の10号がここまで上がる」ということはなかなかありません。10号玉を上げるというのは相当な技術と質が問われます。それに全国有数の煙火店さんをここまで揃えて八代で上げてくれること自体、相当な力が要りますが、大会運営の皆さんのお力もさることながら、八代の誇る『津山花火(八代・日奈久に拠点を置く煙火店。親子三代に渡り花火師として日本中で活躍されています。)』さんのお力があってこそ。津山さんの誠実さが全国の花火師さんの尊敬を集めていらっしゃるからこそ、“八代だからいかなくちゃ”という思いが、煙火店の皆さんには必ずあるのだと思います。

地元の方こそ会場で観覧を。そして、誇りに思ってほしい

そして次に会場が楽しい!物産展がすごいんです。こんな花火大会は他にはありませんよ!私は毎年、物産展の端から端まで4~6人で全店制覇します(笑)。日奈久の竹輪や辛子蓮根、鮎のお弁当、地鶏、お茶屋やファーストクイーン・・・どれも美味しいですよね!ご当地ものを味わう、これも毎年の楽しみです。

八代の花火大会は、地元の良さを全て凝縮した大会。若い方が他県へ行ってしまっても、子の花火大会をもっと誇っても良いと思います。

これまで河川敷の会場で花火を観たことがないという方は、今年はぜひ会場で音と光とその体感を思う存分に味わって、会場の皆さんの笑顔に溢れる様子も一体となって楽しんでいただきたいですね。

全国からスター花火師が八代に集結!腕を競い合うという贅沢

数ある花火競技大会の中でも、八代の花火競技大会は3本の指に入ると評判の大会。全国より有数のスター花火師たちが一堂に八代へやってきます。日本最高水準の花火をここ、八代で見ることができるのです。特に【10号玉の部】では、究極の多重芯のオンパレード!競技大会だからこそ観ることのできる難易度の高い花火が登場します。また、花火のクオリティの高さはもちろんですが、会場も素晴らしいと県外の方々からも評判です。打ち上げ現場の幅が300メートルから400メートルに拡大され、演出に広がりが生まれたとか。そして、河川敷ならではの心地よい風が流れるため、花火の煙が滞る確率も少なく、全国でも優れた会場と評価されています。

5号玉の部は“創作系花火”で盛り上がりをみせます!

全国から九州まで全ての花火師がエントリーするのが【5号玉の部】。こちらでは、5号玉5発でその技術を競います。数年前までは「芯入り割物」が主体でしたが、今ではクリエイティブな自由創作玉が主流となり、バリエーションに富んだ花火を数多く見ることができます。

光と音が織りなす究極のエンターテインメント、ミュージック花火は必見!!

花火ファンの間では、「この花火が観たいがために八代に来た」という方が多いのが、【ミュージック花火】。信じられないほどの点火数と、音楽を完全にシンクロさせた光と炎が創り出す、究極のエンターテインメント!音楽も荘厳なイメージのものが選ばれることが多く、「光と音の洪水」という表現をされることもしばしば。この枠を担当するのが、日本の花火界のトップランナーと名高い、『紅屋青木煙火店(長野市にある煙火店。各地の有名花火大会で作品を披露している。)』さん。一度でも会場で観た経験のある方なら、その度肝を抜かれるほどの圧倒的世界観を再び体験してみたい、という想いに駆られる方も多いはず。今年はどんな演出を観ることができるのか、今から楽しみですね♪

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【日程】令和元年10月19日土曜日
    第1回>14:00 第2回>15:30
【場所】萩原会館(八代市萩原町1-3-5 駅から徒歩1分)
【講師】花火研究家 小西享一郎 氏
【内容】●日本の「伝統花火の魅力」 ●「やつしろの花火」鑑賞のポイント ●花火のあれこれetc…

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