ケンのやつしろ放浪記 vol.5

龍の絵ネタ探し

私は龍の絵を描くのがとても好きで、この記事にも龍の絵を描けたらいいなぁと思っていました。そこで地図を見たら、八代には龍の神社がたくさんあると気づきました。絵のネタを見つけようと数カ所訪れましたが、少し入りにくい所でした。道を歩きながら、絵のネタが中々見つからないなと思っていた時、黄金の屋根が目に入りました。緩やかな坂を下ると金と黒で装飾された正門があり、それをくぐると、畏敬の念を抱きました。そこはただの龍神社ではなく、『龍王神社』でした。名前に相応しく、かなり大きな龍が豪華絢爛に造られています。

最初に目に入るのは、左側にある祈願所の屋根の上に、四頭の巨大な黒い龍の彫刻が立派に飾ってあります。右側の道に沿って、金色の本堂ときれいに染めた黒い鳥居があります。本堂の両側に同じく金と黒で装飾された手水舎があり、水盤の後ろに人の背丈ほどある大きな黒い龍が立っていて、口から手水が出ます。上を向くと軒を包む別の黄金の龍が陰に隠れています。龍がいっぱい!絵のネタ確保!こんなに豪華な神社を八代で発見するのは予想外でした。八代市をもっと探検したくなってきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者:シュラッグ・ケネス

八代市役所の国際課で国際交流員として勤務中。国際交流員(Coordinator for International Relations、略してCIR)はJETプログラム※より地方公共団体の国際交流担当部局などに配属され、さまざまな国際交流活動に従事しています。

※語学指導等を行う外国青年招致事業

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です