マネープラン&コーチングスキル

やつしろぷれす マネープラン&コーチングスキル

『モチベーションを引き出す承認の言葉

評価よりも認めるで、人と地域はもっと動き出す

「いつも助かるよ」「挑戦してくれて嬉しい」。結果ではなく姿勢を認める承認の言葉は、職場も家庭も地域活動も前向きにします。

 「頑張ってるね」「いつもありがとう」―たった一言でも、人のやる気はぐっと高まります。コーチングで重要視される承認とは、相手の存在や行動の価値を言葉で認めること。単なる「褒める」と違い、結果よりもプロセスや姿勢に光を当てるのが特徴です。例えば職場で部下が提案したとき、「いいアイデアだね」は評価。一方、「よく考えてくれたね」「その意見を出してくれて助かったよ」は承認です。相手の思考や行動の背景を見つけて言葉にするほど、自己効力感は高まり、次の挑戦が生まれます。地域活動でも効果は大きいもの。イベント準備を担った仲間に「おつかれさま」に加えて、「あなたが声をかけたから人が集まったね」「コツコツ段取りしてくれて助かったよ」と具体的に伝えると、本人は自分の貢献が見られていると実感します。その実感がモチベーションとなり、チームの空気も自然に明るくなります。

 うまくいかなかった時こそ承認の出番です。「なんでできないの?」ではなく、「挑戦してくれて嬉しい」「最後まで取り組んだね」「次はどう工夫しようか」と声をかければ、学びが積み上がります。結果は天候や運に左右されることもありますが、姿勢や努力は常に本人の財産です。そこを認めることで、人は前向きな循環に入っていきます。家庭やお店でも同様です。子どもに「すごいね」より「最後までやり切ったね」「自分で工夫したね」。接客のスタッフへ「助かったよ」「あなたの笑顔でお客さんも喜んでたよ」。小さな行動に光を当てる一言は、距離を縮め、地域の関係性を温かく育てます。

承認はお金も時間もかからない、誰にでもできる最高のコミュニケーション。今日、身近な誰かの小さな行動を見つけて「ありがとう」「気づいたよ」と伝えてみませんか。その一言が、きっと誰かの明日の力になります。

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講師

株式会社ウインライフ 熊本支店 支店長
有限会社Prime1 代表取締役
Next Stage 代表
伊藤 慶輔さん
損害保険11社、生命保険22社を取り扱う総合保健代理店に勤務するかたわら会社を経営し、目標達成コーチとしても、企業や商工会にてモチベーションアップやコミュニケーション、相続等のセミナーを多数行なう。

株式会社ウインライフ 熊本支店
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