主夫ぽん太のアメリカ便り

「かみさんをもらいに行った日」

2月はバレンタインがありますけど、恋愛関係で思い出すのは、今から20年以上前にかみさんをもらいに行った日ですね。あれも2月でした。

「もらいに行く」というのは、かみさんの両親に「娘さんをください!」って言いに行ったってことです。アメリカ人なのに結構古風な感じでしょ。そういう慣習を持つ人たちもいるんですね。

ちなみにうちのかみさんはラテン系で、かみさん家族の中では「男性が女性の両親に結婚のお願いに行く」という暗黙の了解が存在してたんです。私も最初は「アメリカなのにマジで?」と思いましたけど、その頃はかみさんの両親にも毎週のように会ってたので、どこかでしっかりカタをつけておくべきかなと考えたんですね。

かみさん(その時はまだ「彼女」)が提示した作戦は「スーツ着用の上、お父さんの職場近くで待ち伏せして、そこでお願いする」というものでした。両親同時攻めだと思ったのに、おやじさん単体というのが面白かったですね。

かみさんに言われた通り、スーツを着ておやじさんを待ち伏せ。いきなりスーツ姿で現れた私を見て、おやじさんも当然驚きました。あとで聞いたら「借金のお願いに来た」と思ったそうです。

で、問題の「お願い」なんですが、ホントは「あなたの娘さんと結婚したい」と言うはずだったんですけど、緊張のせいで英語間違っちゃって「あなたの妻と結婚したい」って言っちゃったんですよ。おやじさんも「はあ?」みたいな顔してましたね。そのあと、ちゃんと言い直して、そしたらおやじさんが「もちろんYESだ」って言ってくれたんです。

その日はすごく寒かったんですけど、雲ひとつない快晴で、今でもあの空の青さを思い出します。

 

 

 

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