やつしろの働く人 #12

いちご農家  橋本 修さん

八代市昭和日進町在住、33歳。
高校卒業後、九州沖縄農業研究センターで農業技術を学び、20歳で就農。
平成23年度農業コンクール新人王部門で優良賞を受賞。昨年4月にJAやつしろ昭和いちご部会青年部部長に就任し、栽培技術の向上を目指し研修会の企画運営にも注力している。
祖父母、父母、妻と娘2人の三世代同居で8人暮らし。

子どもの頃は田んぼが遊び場、おもちゃが農機具でした

約60アールの規模でいちごの栽培を行っている橋本修さん。
祖父の代から農業を営み、父親の代でそれまで行っていたい草からいちごの栽培に転換しました。
子どもの頃の橋本さんにとって、田んぼは格好の遊び場だったとか。

「農機具が遊び道具で、キャタピラを運転して作業を手伝うのも楽しかったですね。
当時の私にとって農業は遊びの延長。今でもそうかも(笑)」と橋本さん。
20歳で就農してから栽培面積を広げ、最新設備のハウスも増やしました。

栽培技術の研究にも熱心で、害虫の天敵である虫を利用することにより減農薬を実現。
いちごだけではなく環境と生産者に優しい農業を行っています。
昨年から新たに熊本県のオリジナル品種「ゆうべに」の栽培もスタートしました。

 

いちごを通してさまざまなつながりを応援

音楽が大好きな橋本さんは、ハウスの中でライブをしたいという夢を実現。
10年前から毎年5月、ビニールハウスを会場にいちごの収穫体験と県内外で活躍するミュージシャンによるライブを行っています。

「いちごを通して、人と人、人と音楽やアート、人と自然など、いろんなつながりをもってほしい」と橋本さん。
いちごジュースやカレー、揚げピザなどの出店に、ペイントアーティストによるパフォーマンスも実施され、いちごを食べながら音楽やアートを楽しめるとあって毎年、約300人が訪れます。

熊本地震の際は開催の有無を悩んだそうですが、「そんな時こそ人が集まることが大切」と考え決行したところ、益城町の子どもたちがバスツアーを組んで大勢参加したそうです。
「ハウスの中を走り回って遊ぶ、子どもたちの明るい笑顔を見ることができて本当に嬉しかったです」。

10回目を迎える今年の『苺ちゃん祭り』は5月13日に “ 夢 ” をテーマに開催されます。
「自分の夢を叶えることができたので、これからは人の夢を応援したいと思っています」と話してくれました。

 

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