Dennisの日米なんでもガイド vol.10

「馬に乗らなくてもカウボーイ感が溢れる技」

 カウボーイブーツとカウボーイハットを身につけるとカントリー気分になりませんか?
そのような服を持っていない方に、今回は言葉だけでカントリー気分になれるフレーズをご紹介します。それが「Howdy y’all」で、読み方は「ハウディ―・ヤール」です。カウボーイは南部アメリカのシンボルで、南部アメリカ出身者の多くが、南部なまりの英語を使います。

 「Howdy y’all」は挨拶として使われていて、日本語にすると「やあ、みんな!」といった感じのニュアンスです。目上の人や子ども、友達など上下関係なく誰に対しても使えるフレーズなので、すぐ親しくなれる感じがします。これこそ南部アメリカ文化の特徴の1つです。

 「Howdy y’all」は複数人相手に言いますが、もし相手が一人だけならばHowdyと言います。「Howdy」は、「How do you do」というフレーズの4つの単語が略されたもの。皆さんもきっと英語の授業で習ったことがありますよね。実は、「How do you do」と言うと、ちょっと古くさい感じがして、時代劇のセリフのように聞こえるので、今ではめったに使いません。

 ぜひこれからは「Hello」の代わりに「Howdy」を使ってみてください。南部アメリカ出身の人を喜ばせることができるかも…!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

筆者:ジョセフィン・デニス

八代市役所の国際課で国際交流員として勤務中。国際交流員(Coordinator for International Relations、略してCIR)はJETプログラム※より地方公共団体の国際交流担当部局などに配属され、さまざまな国際交流活動に従事しています。

※語学指導等を行う外国青年招致事業

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。