ぽん太のアメリカ便り Vol.101

やつしろぷれす 主夫ぽん太のアメリカ便り

「市長選・市議会選がどうなろうとも」

 いまこの原稿を北の丸のスタバで書いてます(8月19日)。皆さんが本稿を読んでる頃には市長選・市議選の結果がすでに出てるとは思うのですが、それでも言いたいことがあるので書いときますね。

 市長選とか市議選の場合、やっぱり「誰が勝つか」に注目しちゃうんですが、でも主役はあくまでも「市民」じゃないですか。八代市民にとっての一番良い八代を作ると。そのときにポイントになるのは「じゃあ何が問題なの?」であり、さらに「この問題に関して、あなたは何をやってくれるの?」なんですね。そう考えると、まず大事なのは「八代が抱える問題を明らかにすること」です。それらの問題は当然、選挙後も引き続きウォッチしていく必要があります。

 皆さん、八代市が『八代市統計年鑑』という資料をネット上で公開してることご存じでしょうか。八代に関するあらゆる数字が載ってる資料です(下の二次元バーコード参照)。ちなみに下のチャートは、ここ20年間の八代市における出生数で、その統計年鑑から抽出した数字で作りました。令和5年の出生数は669人です。もう一回書きます。669人。さらに恐ろしいのは、ここ10年どんどん少なくなってるということ。いやこれヤバいでしょ。どうすんのよ?

 令和6年度版の八代市統計年鑑は全部で224ページあります。八代が抱える問題がたーくさん詰まってますよ。皆さんの興味のある問題が必ずあります。市長選・市議選の結果がどうなろうとも、八代市民はそれらの問題と向き合っていかないといけないんですね。そして市長、市議会議員に対して「どうすんのよ?」と問い続けると。主役はあくまでも「市民」なんですから。


 

 

 

 

 

平成16年~令和5年の八代市の出生数
*データ/八代市統計年鑑

筆者:竹永浩之

八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ
(小中高時代のあだ名は“ポンタ”)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。