主夫ぽん太のアメリカ便り #24

「お母さんって自分のこと独身だと思ってない?」

先日の日曜日の午前中、かみさんがヨガのクラスに行ってる時、子ども達が「お母さん、どこ?」って聞いてきたんです。「お母さんはヨガのクラスに行ったと思うよ」「え~また~? だって午後も何かあるんじゃないの?」「そうらしいよ」「え~?」という会話の後、子ども達から「お母さんって自分のこと独身だと思ってない?」という意見が出たんですね。

要するに「家族のことなど眼中になく、自分の好きなように過ごす」という意味です。仕事から帰ってきたら、メシ食ってネット見て好きな時間に寝るとか。週末も自分のスケジュール優先。未だに実家にいるみたいに暮らしてるんですね。

かみさんの“独身ぶり”は今始まったことではなく、結婚当初からそんな感じだったんですが、子どもができてからもそのスタイルを維持。私も「子どもができても独身みたいに生活する?」とキレたこと数知れず、これまで何度もケンカしましたが、まあ何というか、変わらないんですね。 なので私は諦めたんですが、ここに来て子ども達から「お母さんって独身のつもり?」と文句が出るようになったと。彼らの成長を感じますね。

かみさんに子ども達の意見を伝えたところ「そ、そんなことない!」と強くご否定されてましたが、痛いところを突いた感触はありました。でも変わんないけどね。

と、うちのかみさんのことを書いてきましたが、子どもができても独身気分の人っていますよね。特に男性。うちは「お母さん」だから珍しいかもしれませんけど、そういう「お父さん」って結構いるんじゃないかと。で、何言っても変わんないってパターンですね。


独身気分のパートナーを持つ皆さん、一緒に励まし合ってがんばりましょう。
筆者:竹永 浩之

八代市出身。
八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ(小中高時代のあだ名はぽん太)。
沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。

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