菜雨理のLondonなうvol.15

やつしろぷれす 菜雨理のロンドンなう

思いのほか長引いているイギリスのロックダウン。あっという間に〈ステイホーム11週目〉に突入してしまいました(6月11日現在)。徐々に規制が緩和されているものの、まだ完全に解除とはなっていません。6月1日からは限定的に(学年や人数を制限して)学校が再開し始め、6月15日からは一部のデパートや小売店が再始動する予定です。まだ不安定な状況ですので、今夏の海外旅行は絶望的、国内旅行もできるのか!?と、ほとんどの人が心配しています。

そんな中で”ラストリゾート”と言われている場所、それは公園です。ロンドンだけで3,000もの公園があるそうです。ハイドパーク、リージェンツパーク(園内にロンドン動物園がある)などは皆さまも耳にしたことがあるのではないでしょうか。ロックダウン以前も暖かい時期の晴れた週末などは公園でピクニックや散歩を楽しむ人は多かったのですが、この”ラストリゾート”には規制が緩和されるにつれて、街を歩く人は少ないのに公園に行くと増える、という現象が起きているようです。遠出ができないとなると、身近にある開放的な場所に行きたいと思うのは必然な気がします。

イギリスの公園は芝生が多くその芝は一年中青い(これについてはまたいつかお話します)ので、ただゆっくり座っているだけでも落ち着きます。ただ、遊具はまだ使えないので、子ども達にとっては以前より魅力が半減しているようです。今回ご紹介する青い空ときれいな緑色の公園の写真が目の保養になれば幸いです。

八代の皆さまもどうぞご自愛くださいね!

 

 

 

 

 

 

やつしろぷれす 菜雨理のロンドンなう

隣町にある公園。敷地内に教会があります

やつしろぷれす 菜雨理のロンドンなう

とても広大な公園、王立リッチモンドパーク

 

 

 

 

 

 

筆者:荒関 菜雨理 ●あらぜき なうり

八代郡氷川町(旧宮原町)出身。宮原小→氷川中→八代高校→長崎の短大へ。短大卒業後、交換留学でイギリス・チチェスター大学に留学。修了後、いったん地元に戻り臨時採用で中学校で英語講師をするが、結婚を機に再び渡英。/在英10年目。自営業の夫(日本人)と息子3人(8才、4才、2才)の5人暮らし。息子3人の子育てに日々奮闘しながらロンドンで生活中。

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