ぽん太のアメリカ便り Vol.112

やつしろぷれす 主夫ぽん太のアメリカ便り

「国を訴えました。エヘ」

 「在外ネット投票」を実現するための署名運動はまだやってるんですが、今度は「在外郵便投票」の問題で国を訴えることになりました。って軽く書いちゃってますけど。まあ30数年前に在外投票制度作るときにやったことあるし、もうやりたくてやりたくてしょーがなかったんですよねー。ただ私は原告になれなかったので、その訴訟をサポートするという形です。もし原告になれたんなら、とっくの昔に訴えてますよ。やっぱこういうのって「在外投票できなかった有権者」しか訴訟できないんですね。私、毎回しっかり在外投票できちゃってるもんだからずーっと訴訟できなかったんです。

 今回の原告はオーストラリア、フランス、ドイツ、カナダに在住の4名。皆さん、2月の衆院選で在外郵便投票できなかったんですね。細かいこと書くと話が難しくなるんでアレなんですが、自分たちの手で社会を変えるための「訴訟の使い方」ってありますよね。「ありますよね」って言っても知ってる人ってあんまりいないんですが。社会がひん曲がってるところを訴訟で直すとか、ないものを作り出すキッカケにするとか。今回みたいに「社会を変えるための訴訟」は「公共訴訟」っていうみたいです。その「公共訴訟」専門のLEDGEという弁護士事務所が今回の訴訟をやってるんですね。なんか難しい単語ばっかですいません。

 もっとザックリした話をしますね。要するにですね、自分たちの手で社会を変えようとするじゃないですか。そのとき私たちの手元には普通、2枚のカードがあるんですね。難しい言い方をすると「立法カード」と「司法カード」。前者は政治家を使って法律とか条例とかをイジる方法ですね。「署名」なんかはこっちですよね。で、後者が今回みたいな「訴訟」と。その2つのカードをうまく切りながら社会を変えるわけです。今回は「司法(訴訟)カード」を切りました。さて、どうなるか。楽しみー。


▲社会課題の解決を目指す“公共訴訟”を支援する『CALL4』

 

筆者:竹永浩之

八代市出身。八代小→一中→南校(現:清流高校)→沖縄の大学へ
(小中高時代のあだ名は“ポンタ”)。

沖縄で海の仕事に従事→アジア放浪→渡米。
メディアで働いたあと主夫に。
アメリカ人のかみさんと息子2人の4人家族。
米国・ニュージャージー州在住。